手作り品紹介 ②(追加)：ＥＭってご存知ですか？

みなさん、ＥＭってご存知ですか？

ＥＭとは･･･
Ｅｆｆｅｃｔｉｖｅ Ｍｉｃｒｏｏｒｇａｎｉｓｍｓの略語で、有用微生物群という意味です。
ＥＭは自然界から採種し、抽出、培養した微生物です。

・・・と言っても、？？？かもしれませんね。

例えば、ＣＭでもやってる『シャボン玉石けん』。
その石けんやシャンプーなどで「ＥＭ入り」ってあるのを、聞いた事ありませんか？

無添加石けんで有名なシャボン玉石けんの中に、ＥＭ入りのものがあります。
ＨＰの説明には・・・

　ＥＭ（有用微生物群）を使用しているので環境によりやさしい。（お風呂用）
　キッチンのヌメリ、ニオイを抑え、台所の悩みを解消します。（台所用）
　＜シャボン玉石けん　ＨＰより＞

とあります。簡単に言えばそういう事です。

そういうものが、ｓａｋｕｒａ－ｍａｃｈｉの石けん（オイル使用の石けん）には入っています。

　　　　　☆その他の手作り品紹介　⇒　①ポストカード　・　②石けん【ベーシック】
　　　



ＥＭについてもう少し詳しく知りたい方は・・・ 

　　　

ＥＭとは･･･
Ｅｆｆｅｃｔｉｖｅ Ｍｉｃｒｏｏｒｇａｎｉｓｍｓの略語で、有用微生物群という意味です。
ＥＭは自然界から採種し、抽出、培養した微生物です。

微生物は、私達のまわりにたくさん存在しています。
その中の悪玉菌と呼ばれる微生物の多くは、有機物を酸化（腐敗）させてしまします。その結果、ゴミや食べ物が腐敗するなど、分解・崩壊の方向に向かってしまいます。

反対に有機物を有用発酵させる力を持っているのがＥＭを構成する善玉菌の微生物たちです。
ＥＭは、自然界に生息分布している微生物の中から、自然界を浄化する働きや物質の生合成を行う働きを持つ有用な微生物を、人間の手によって培養させたものです。
ＥＭに含まれる微生物は、乳酸菌群、酵母群など、発酵食品などに利用されているものも含まれています。

ＥＭを活用すると、有機物が腐敗しないばかりか、発酵によって様々な抗酸化物質や養分が作られ、健全な環境を生み出し、植物や動物などに利用されやすい形になります。
その結果、農業では植物自体が健康に育つことで病害を克服して多収穫へ。畜産では動物が健康になり、臭気自体が発生しにくくなって環境改善へ。水産ではヘドロや病害が発生しないといった現象が起こるのです。

ＥＭは開発当初の土壌改良材というジャンルを超え、現在では農業、畜産、水産、水処理、リサイクル、土木建築、医療、等々様々な分野で活用が進んでいます。

●土木建築
コンクリートの耐久性の向上、融雪性に優れたアスファルト舗装、シックハウス対策などが研究されています。

●食品加工
保存料などの食品添加物を使わなくても賞味期間を維持できるなど、ＥＭの抗酸化の力を活かせる分野です。

●環境浄化
河川や海、池の浄化など、特に水系の浄化に各地で役立てられています。最近では、行政が積極的に使用するケースも増えてきました。

●塩類集積対策
作物のエジプトやパキスタン、中国など、砂漠の塩類集積した不毛な土地において、EM™を使った農地では作物の多収が可能となっています。

●科学物質汚染対策
石油汚泥処理 (バイオレメデエーション) 試験で重金属や毒性の減少などが報告されています。


ＥＭ技術とは、このような強力な微生物たちを共生させる技術が前提にあり、微生物による抗酸化力を活かした技術です。


＜参考＞　ＥＭ研究機構ＨＰ、ＥＭ研究所ＨＰ